都市ガス・プロパンガス・オール電化

プロパンガスは大家にとって有利な設備

プロパンガスが導入された賃貸住宅は、光熱費が高くつくことが多いと一度入居したことがある人ならば知っています。一部のプロパンガス会社は都市ガスに近い低価格料金体系を採用していますが、なぜ大家がプロパンガスを導入しているのか不思議に思う人も多いはずです。なぜなら、プロパンガスを採用することは大家にとって初期導入及び運用コストを最小限に抑えられるというメリットがあるからです。賃貸住宅を建設する際には建築コストがかかりますが、給湯器や配管を導入する費用も大家が自己負担します。しかし、プロパンガス会社の中には大家の代わりに給湯器とガス配管設備費用を負担することを条件に、一定期間の長期契約を大家と結び初期導入コストを月額料金で入居者から回収するわけです。このため、月額料金が高いプロパンガスであっても大家にとってはコストを抑えられる方法としてメリットがあります。

都市ガスとオール電化は入居者にとって有利な設備

都市ガスとオール電化は、賃貸住宅の入居者にとって月額料金がプロパンガスの多くよりも安いというメリットがあります。大家にとっては給湯器と配管設備を全て自己所有物として負担しなければなりませんが、入居者にとっては光熱費が安く済むという点を重視して部屋の入居率が上がる傾向です。また、都市ガスとオール電化のどちらを選択するのかといった事情は、オール電化は暖房設備にエアコンを採用するので寒冷地ほど冬場の電気代が高くなる点を大家が判断して決めています。なぜなら、ヒートポンプによりエアコンの運転効率は変わるので、真冬日となる地域では運転効率が落ちて電気代が増えてしまうからです。そして、寒冷地ほど都市ガスが多く温暖な地域ほどオール電化を採用するといった棲み分けが行われています。